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僕たちの出会ったインド

僕がまだ子供の頃(考えたら25年くらいも前のことだけれど)、
家族で初めてインドレストランに行った時のドキドキ感は今でも忘れられない。

その頃から辛いカレーが食べたくて仕方がなかった僕なので
本場インドの本物のカレーって、どれだけ辛いんだろう?
どれだけ普段食べているカレーと違って、どれだけ美味しいんだろう?
期待感でいっぱいで、そうして同時に少し怖いような…

家族5人で行ったので、確かにたくさんの料理を注文したのだけれど、
今はっきり覚えているのは「ラム・ララ(ラム肉のカレー)」と「パラタ(パン状の食べ物)」の二つだ。

その当時からすでに、日本のインド料理屋の主食は「ナン」が前面に押されていたけれど
やっぱり僕の家族だから少し変わっているせいなのか
「ナン」ではなく「パラタ」をわざわざ選んで注文していた。

すると、パラタを運んで来てくれたインド人のサービスの人が
「インドではナンよりもパラタの方を普通に食べます」というような事を
少し嬉しそうに教えてくれた。

まだまだ北インド、南インドの区別も知らず
未知のブラックボックスを怖々開けるような状態の初めてのインド料理体験で
僕は子供の頃すでに「ナンはインドでも珍しい食べ物なんだ」という
ある種の秘密を握らされていたことになる。

時が経ち、日本人の多くの中に「インド料理ではカレーはナンで食べるもの」
という認識が根強く浸透する一方で
「南インド料理」という新しい方向性を示したお店がちらほらと現れ始めて
僕は衝撃を受けた。
「カレーはお米で食べる」
それはまるで、遠くに投げた球が地球を一周廻って、自分の後頭部を直撃したようなものだった。

自分でも興味を持って調べて、
自分でも作ってみるようになり、
お店を出し、さらに勉強し、
知識も深まってきた頃合いに行った先月の南インドは
4、50年も前の昭和の日本をどこか連想させる土地だった。
産業が今まさに発達して行こうとしている時の熱気や喧噪と、
昔からある伝統的生活が持つ穏やかさの混在。

そして料理は、
「カレー」という概念さえなく、
豆と野菜とスパイスで成り立つ様々な形状の(スープ状だったりドライな状態だったり)おかずで
ご飯や、豆とお米から作ったパン状のものを食べる。
あっさりしていてヘルシーな印象、そして辛い。

そんな南インドにも最近ケンタッキーフライドチキンが進出してきたらしい。
「焼き肉料理店」さえもあり、とても流行っているのだそうだ。

「美味しいものはことごとく高カロリーだ」という原則は
南インドでもやっぱり例外ではなさそうだ。
これから先、今の日本みたいな感じになっていくのかなぁとか考えつつ
なんだか複雑な心境になった。
同時に、「完全ベジ」の南インド料理屋にしなくて本当に良かったと
実は心の底から思いもしたインド研修旅行だった。

comment

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いい文章ですね~ぇ

いい文章です。ス~ッと入って来て心地よい!
今日久しぶりにランチをいただき、素直においしいと思い、ホッとした気分になれた時と同じよう感動を味わえました。その感動とは、今までお二人が感じてきたそのものなのかな~なんて考えていました。

ちなみに私の辛さのルーツは、小学生のとき、父親の郷里から送られてきた明太子を無理して食べたり、叔父が大量に胡椒をふりかけてカレを食べるのを真似したこと。いつしか親戚たちに激辛好きと思われるようになりました。

肉好きになったのはこの1年のこと。もちろんそのきっかけは、チキンレッグとマトンカレー。まさに開眼って感じでした。来週は解体で大変だと思いますが、無理せず頑張ってください。

いつかイドゥリ、サンバルをタリカロで食べられることも夢見ています。焦らず着実に進化していってください!

rikirohさんへ

お褒めいただいて恐縮です。

食べてホッとして頂けたというのは嬉しいことですね。

辛いものが好きな人には、それぞれが持つルーツみたいなものがあって
面白いですね。皆で語り合いたいテーマだと思いました。

イドゥリ、サンバル、失敗しながら作るのも面白いです。
どうか気長にお待ちください。

No title

合気道部の對馬さんですか?

ひよこさんへ

そうです。
料理人は 合気道部の對馬君です!!
ヒヨコさんは???

後輩です。
料理人さんによろしく伝えてください。
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プロフィール

tarikaro

Author:tarikaro
------タリカロ------
「對馬流 南インド系辛口料理店」
H22年1月26日 OPEN
奈良市椿井町30-3 〒630-8343
0742-24-1437 Pなし
定休:木曜日(ブログ等で確認お願いいたします) 
  ランチ11:30~14:00(Lo:13:50)
夜 18:00~20:30(Lo:20:00)ともに売り切れ次第終了デス。
    
ただの激辛ファンだった私、ただのひきこもりだった彼。。。
そんな二人が、カレーを通じて人生の転機を迎えました。
最初は、ただの激辛ブログだったのですが、今は、奈良で小さなカレー屋さんを開くことができ、お店のブログとなりました。

ちなみに書いているのは、私(女)店長です。
彼は、料理人。。。

で、ブログの原点は、「辛い物を食べると元気が出ませんかーーーーー!!お尻が痛くても、頑張って食べ歩くぞーーー!!!」でした(恥)。
今は、ビバ・カレーズ・ハイ↑!!ビバ・カレーデトックス!!

*南インドの一番からい料理を提供しております。お子様のご利用は、ご遠慮いただいております。ご理解くださいますようお願いいたします。

10月の営業日のお知らせ
【お休みのお知らせ】定休日:木曜日。3日は、マトン解体のためお休みします。バータリカロ、現在店長の体調不良のためお休みしております。リアルタイムなお知らせは、現在ツイッター「tarokarotencho」←(たろかろ店長)・フェイスブックhttp://www.facebook.com/tairkaro.curry?ref=hlで毎日更新中デス。がんばりますのでよろしくお願いいたします。
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